時計台ガイド ~時計台の構造~

★建物の構造

太い柱を使わずに、厚板や半割柱で構成する軽量木構造で装飾の少ない簡素な実用的な建築です。アメリカ合衆国の中・西部の開拓期に多く建てられたバルーンフレーム構造の特徴が見られます。

現在は、ビルの谷間に存在するため大変小さく見えますが、高さは時計塔の先端までが約20メートルあり、現在のビルの高さに換算すると5階に相当します。

広さは1階の面積約384平方メートルで、平均的住宅の敷地の2戸分に相当します。2階ホールは、高さ最高9mの合掌天井そのままで仕切りのない約375平方メートルの空間で、入館者した方はその広さに思わず驚きの声をあげます。

★時計台の概要
構造 木造2階建(時計塔部分は5層構造)
延面積 759.811m2(東階段室59.492m2を除く)
1階面積 384.496m2(東階段室29.746m2を除く)
2階面積 375.315m2(東階段室29.746m2を除く)
土台から本屋棟頂までの高さ 13.280m
土台から時計塔棟頂飾先端までの高さ 19.825m

<竣工図>

  • 1階平面図
    【1階平面図】
  • 2階平面図
    【2階平面図】
  • 正面図(西面)
    【正面図(西面)】
  • 背面図(東面)
    【背面図(東面)】
  • 南側側面図
    【南側側面図】
  • 北側側面図
    【北側側面図】
  • 桁行断面図
    【桁行断面図】
  • 梁間断面図   (左…本屋、右…翼屋)
    【梁間断面図(左…本屋、右…翼屋)】

時計台竣工図の拡大した図がご覧になれます。

PDFファイル『時計台竣工図』をダウンロード(1MB)

★時計塔の構造

塔時計の構造は5層構造になっており、一番上の鐘からおもりが下がる1階までが時計の機能を果たしています。

ボタンをクリックすると解説が表示されます。
  • 鐘
  • 文字板
  • 時計機械室
  • 振子室
  • 時計機械室へ上がるはしご
  • 玄関
★時計台の時計の仕組み
  • 脱進機
    【脱進機】

時計台の時計は昼も夜も休むことなく動き続け、鐘は毎時間、時の数だけ鳴り、(1時は1回、2時は2回・・・12時には12回)1日に156回鳴ります。

時計台の時計機械はおもりの下がる力(重力)が各歯車を通って脱進機(ガンギ車とアンクル)に伝わり振子によって時間を調速する時打重錘振子式(ときうちじゅうすいふりこしき)時計です。

振子だけでは、空気抵抗等により必ず減衰し、止まってしまいます。それを補っているのが脱進機です。

アンクルは振子と連動しており、アンクルがガンギ車より外れる際に振子を押すので振子は止まらずに動き続けます。また、振子の規則正しい動きがアンクルへ伝わりガンギ車で回転運動に変換され時計機械が正確に動く仕組みとなっています。

札幌市時計台へは

★所在地
札幌市中央区北1条西2丁目
TEL:011-231-0838
FAX:011-231-0804
★交通機関
JR札幌駅南口徒歩10分
市営地下鉄南北線、東西線、東豊線大通駅下車市役所側出口徒歩5分
★開館時間
8時45分~17時10分
(入館は17時まで)
★休館日
第4月曜日
(第4月曜日が祝日の場合は翌日)
年末年始
(12月29日~1月3日)